里芋パスタQ&A

Q: フランネルの生地はさらしで代用できますか?
私はフランネル以外は使ったことがないのでわかりませんが、さらしではパスタが染み出してくることもあるのではないでしょうか?ものの本には「和紙も可」とあるようですが実体験がないのでわからないです。
Q: 市販の里芋粉をつかっても効果は変わりませんか?
私は里芋粉を使ったことがないのでどちらが効果が高いかわかりません。私見ですが、なるべくならば生きた里芋、生姜を摩り下ろしたもののほうが命のエネルギーがありそうなので効果があるような気がします。
しかし時間がないとか里芋だとかぶれが心配だとかさまざまな理由で粉を使わざるを得ない方もいらっしゃると思いますので、ご自分の判断でやりやすいものを使えばいいのではないでしょうか。
ただ粉の場合でも使う際には「有り難いなぁ」と祈りながらすることは大事な気がします。
Q: 里芋パスタは4時間で貼り直すように言われますがなぜですか?
里芋パスタは皮膚から腹水を取ることなどに使いますが、4時間程度で肌から吸収した成分でパスタが飽和状態になります。私は「浸透圧」のために、体内の水分が、里芋パスタの方へ移動する、そのために腹水が取れると理解しています。
もし4時間経つ前にパスタに違和感を覚えたり、痛みが再発したような場合は4時間待たずにパスタを剥がしてください。これは里芋パスタの許容以上の毒素が出て飽和状態になったためと言われています(参考『一慧の穀菜食手当て法』(宇宙法則研究会・一慧のクッキング)。この場合には里芋パスタを剥がし再び生姜湿布をして里芋パスタを貼り替えます。
Q: 里芋パスタを4時間以上貼り続けると問題ですか?
いいえ。腹水などの吸収効率は落ちますが、貼っている本人に違和感がない、とか再び痛くなるといった症状がなければ問題はありません。ただ理想を言えばやはり4時間ごとの貼り替えをお勧めします。
例えば仕事をされていて日中に里芋パスタをすることが困難な方などは、就寝前に里芋パスタをして貼ったまま寝て、朝起きてそれを剥がす、というサイクルで手当てをされている方もいます。これでちゃんと腹水が抜けた方もいらっしゃいます。
Q: 忙しくて一日に何度も里芋を摩り下ろしていられません。いっぺんに摩り下ろしておいて、その作り置きを使っても大丈夫ですか?
作りたてのものと作り置きのものを比較して実験したことがないのでわかりませんが、時間と共に成分の変化や吸収効率の低下も考えられるので、できれば毎回里芋パスタを作り直したほうがよいと思います。
Q: 里芋パスタが冷たいのが負担です。温めて貼り付けたら少しは冷たさが緩和されて、楽だと思うのですが、何か良い方法はありませんか?
患者さんのご家族の方が試した湯煎が良さそうです。以下、頂いたメールの内容です。
「先日言っていた里芋を湯煎してみるという試みですが、やはり少しは違うようです。ただ、乾燥しやすくなってしまうので、パンを発酵させるときにやるように、ホ゛ールにシャワーキャップなどで蓋をして乾燥を防ぎながらやってみるとうまくいきました。外す時に今までよりも縁の部分が乾燥していました。暖めたせいなのかは分かりませんが、冷たさへのギャップは緩和できているようです。」
Q:里芋パスタを剥がすときはどうすればうまくできますか
里芋パスタは剥がすときが存外たいへんです。私はまずもみほぐした古新聞で肌に残ったおおかたのパスタを拭き取っています。そのあとでお湯で絞ったふきんなどで残った分をていねいに取っていきます。
続けて次の里芋パスタをしない場合には、そのままシャワーを浴びてもらってもいいと思います。
このページの下に、患者さんのご家族の方からのお手紙を紹介しておりまして、その中で剥がす際の工夫が書かれていますので、どうぞそちらもご参考ください。
連続でパスタをする場合には、いったん生姜湿布をしたほうがいいので、その際には肌にこびりついたパスタを徹底的に除くまでしなくてもいいでしょう。
Q:最近、里芋パスターを始めたのですが毎回同じところにテーピングを張るので皮膚が赤く残ってきました。テーピングを剥す時も皮膚にべったり付いているので一苦労です。しかも痛いそうで・・・何か良い方法はありますでしょうか?
確かにテーピングテープの粘着力は強力ですので、テープを何度も貼ったり剥がしたりを繰り返していくと肌が弱い人のみならず普通の人でも皮膚が傷んできて剥がすときに痛みが出ることがあると思います。
その場合にはテープを皮膚から剥がすときにリムーバーという液体の薬剤を使うと痛みがほとんどなくテープを剥がせると思います。私が患者さんに教えてもらったのは「3M皮膚用リムーバー」というものでした。ネットで1260円で購入できます。ご参考になれば・・・

3M皮膚用リムーバー3M皮膚用リムーバー

Q: 腹水が溜まっているのですが一日どれくらい里芋パスタをすればいいのでしょうか?
里芋パスタを貼れば貼るほど腹水は抜けていきますので、一日のうちに何度も貼り替えるのが理想です。一日3回貼り替えて3週間くらいで腹水が抜けきった例もあります。
しかしこのお手当てはする方もたいへんですので、無理のない範囲で行ってください。
Q:里芋パスタは時間がかかるといいますが、まだ効果が目に見えて表れず不安です。本当に効果があるのでしょうか?
里芋パスタは効果が出るまでに時間がかかりますが、必ず効果は表れます。以下に患者さんのご家族から頂いたメールを披露しましょう。
「遠藤聡哲先生 新年おめでとうございます。昨年は父の出張治療をどうもありがとうございました。遠藤先生に手当ての方法を教えていただいてからは、母が毎日びわの葉温灸、生姜罨法、芋パスターを続けておりました。元旦ごろから腹水がびっくりするほどひきました。足のむくみもかなり減り、革靴も履けるようになりました。本人も家族もとても驚いています。
父は相変わらず他人に意見されると、それがストレスになる人間ですので、母は父にストレスを与えないということを一番大事にしようと心がけております。
腹水が引き、足のむくみも激減したある日のこと、父はサッサと罨法やパスターに使っていた道具類を戸棚に片付けてしまったのだそうです。父は「もう手当てはおしまいだ~!」と宣言して、庭に出て、穴掘りをしたり、カボスの木にのぼって実をとったりしはじめました。300メートルほど離れたコンビニにもスタコラ歩いて出かけたり、自転車に乗ってポストまで行ったり.....。
父は自分の体に耳を傾けずに、無茶苦茶をするタチなので、自然に動いているのか、それとも負けてたまるか!の根性で動いているのかはわかりません。ガリガリにやせ細って、青白くなった顔、不安定な足取りを見ると痛々しくて、手当てはまだまだ続けた方がいいのではないかと思ってしまいます。でも、父が「おしまいだ~」と宣言したことに意見するのは、かえってストレスを与えてよくないだろうと思い、だまって父の好きなようにさせることにいたしました。
遠藤先生と出会って、ハープの演奏に触れ、父はとても深い感動、解放感を味わったようです。さかんに素晴らしかったといっています。新年をこのように迎えることができるなんて、まったく想像も期待もしていませんでしたから、今、このようなメールを遠藤先生にお送りできることが夢のようです。本当にありがたく思っています。ひとこと近況報告とお礼まで」A.O
腹水を取る里芋パスタのお手当についてのご報告メールをいただきました。
患者さんはメールを下さった方の72歳になるお父様で、胃ガンから肝臓に転移され、腹水貯留の症状で現在入院中です。
病院で工夫しながら行っている里芋パスタが功を奏したこと、里芋パスタを剥がす際の工夫を教えてくださいました。ありがとうございます。
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<1通目>
遠藤先生へ
こんにちは、Mでございます。昨夜は診療時間外にも関わらず、ご対応いただきまして、誠にありがとうございました。
起きました!奇跡が。2回目の最中に左足の浮腫みがみるみるひいていき、今朝は右足の浮腫みも幾分ひいてまいりました。看護師さん達も驚いています。正にミラクルです。今は5回目のお手当て中です。楽しみながらお手当てさせていただいております。
昨夜お問合せしました里芋パスタを剥がす時に難儀をした件ですが、2回目以降はバリッと一気に剥がすのではなく、先にテープを外し布地の一辺をゆっくりと内側に巻き込みながら拭き取るように剥がしていきましたら、肌への付着分がほとんどなくなりました。残りはラップを巻いたヘラで優しく剥がして、蒸しタオルで拭いて完了です。これで安心して母へ引き継ぐことがてきます。
1回目の時は、腹水でパンパカパンのお腹をあまりに激しく拭いてしまったら、何かの拍子にお腹に傷がつき腹水が噴水みたいに吹き出てきたらどうしましょう?といった、無知なるが故の恐れがティシュを1ケースも無駄にしてしまったのだと思います。医療現場だと思って変に構えすぎていたのかもしれません。
今後は先生へご連絡する前に、まずは深呼吸し冷静になって自分の中にある答えを絞り出します。お騒がせして申し訳ございませんでした。
本日、先生は休診日ですね。素敵な休日をお過ごし下さいませ。M.Y
<2通目>
遠藤先生へ
いつもお世話になっております。
父の腹水の状況は、お陰様で里芋パスタの回数を重ねる毎に引いております。左足に比べて右足の引きが遅いので、昨日と今日は股関節に枇杷の葉コンニャク湿布をいたしました。
その甲斐あってか、足が軽くなった父は自由に歩けると思いこみ、昨夜は一晩中、隙あらば病室から脱走しようとしておりました。ですが、気持ちとは裏腹に貧血が酷く立ち上がってもフラフラして足元がおぼつかないので、すぐにベッドへ逆戻り…といった状況でした。従いまして、付添いを交代したと同時に私は睡魔に襲われ先程まで爆睡しておりました。
(後略)M.Y
他の患者さんご家族からのお礼のメール→LinkIcon腹水の手当

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Q&Aの最終更新日 : 2010-08-01